「チョコザップ」を始める!

9月から「チョコザップ」に通いはじめた。

お盆休み中のテレビCMのおまけに釣られて、主人と一緒に申し込んだ。

 

もともと、「チョコザップ」が新規オープンする時、主人は行く気満々だった。ただ、手続きが…

そう、申込むにも全てスマホで自分でやらないといけない。アナログ人間の主人には、果てしなく高いハードル。

それでも何とかあと一歩のところまで頑張ったが、結局、「受け付け完了」までたどりつけず、断念したという経緯があった。後で確認したらクレジットカードの期限切れという、何ともお粗末な理由だった。

結局、それきりになっていた。

 

私は、スポーツクラブ行くぐらいだったら、家事なりなんなり動け!働け!

わざわざお金を払って体を動かしに行くなんてありえないと思っていた。

まあ、結局、何よりも運動が苦手で面倒くさがりやなのが一番の理由だ。

 

しかし、この夏、やたらとCMが目についた。

買い物ついでに、着替えもせずに、週2回チョコッとトレーニングするだけで、

痩せられるという。

 

50代の頃から10キロも太った私。

今さら昔のようにとは思わないけど、あと5キロぐらい減らしたいなあ。若い頃は、太ったと思っても夏がきて食欲が落ちるとすぐに痩せたのに、最近はビクともしない。もう、自然に痩せるという事を期待してはいけない年齢になったと、やっと悟った。

そして、主人と二人で「あーでもない、こーでもない」と言いながら、入会手続きをして、ついに申込み完了☑️

 

入会してみると、特に主人にピッタリのシステムだった。

どこでもいつでも利用できるので、バイクであちこちの「チョコザップ」にチョコチョコと行って、チョコチョコと筋トレをするという生活を週5で、過ごしている。

私は、とりあえず、毎朝、入会の時にいただいた体重計に乗ることから始める。

やたらと詳しいデータが出てくるのが面白いけど、毎日そんなに変化はない。

主人と違って、ずっと同じ「チョコザップ」に歩いて通っている。自宅から10分ほどの所で、ウォーキングを兼ね、ジムでは1回15分ていどの運動しかしていない。今月は何とか8回行った。少なくとも月8回を目指そうと思っている。

でも、このペースで本当に痩せるのかな?

 

初めて行った時は、中に入るのも出るのもスマホだから、どうしたら出れるのかわからずあたふたした。

事前にマシーンの使い方を、スマホで確認してから行ったが、初めて見るマシーンばかりで、結局どうして使うのかわからず、恐る恐るテキトーに触り、さっさと退散。

 

お安い会費なので贅沢は言えないが、最初だけは「マシーンの使い方ツアー」を実施して、実際にインストラクターの方に使い方を教えてほしい。その上でのスマホ解説だよ。そうすると、もっと抵抗なくスムーズにできるはず。

若い人ばかりではなく、結構シニア世代の人も来ていると思うけど、みんなすんなり出来てるんだろうか?

おっかなびっくりは、私だけ?

いまだに、触ったこともないマシーンが、いくつもある。

ジムに実際に置いているマシーンには、名前から使い方まで、全て英語で書かれている。せめてマシーンの名前ぐらいカタカナ表記で大きく書いておいてほしい。スマホで説明を見ようととしても、どれの事?

スマホの「使い方解説」では、カタカナでマシーンの名前が記載されているけど、実際は英語表記。写真も薄くて見にくくて、スマホ解説と実物が、なかなか一致しない。

もう少しシニア層にも配慮していただけると嬉しい。

 

これから、少しずつ慣れていくと思うけど、慣れる前に辞めないように、とにかく頑張ろう。

 

 

 

アゲアゲWORD50音

「言霊」の力

斎藤一人さんの天国言葉をヒントに、自分なりの「アゲアゲWORD50音」に挑戦!

 

アゲアゲWORD50音

アゲアゲWORD、あ、い、う、え、お

あ、ありがとう

い、良い感じ

う、嬉しいな

え、笑顔でね

お、おもしろい

アゲアゲWORD、か、き、く、け、こ

か、感謝します

き、きれいだね

く、悔いはなし

け、健康で

こ、恋をしよう

アゲアゲWORD、さ、し、す、せ、そ

さ、さわやかに

し、幸せだ

す、ステキだね

せ、センス良い

そ、そうだよね

アゲアゲWORD、た、ち、つ、て、と

た、楽しもう

ち、チャーミング

つ、ついてるね

て、天国だ

と、特別よ

アゲアゲWORD、な、に、ぬ、ね、の

な、仲良しだ

に、人気者

ぬ、ぬかりなし

ね、粘り強く

の、のんびりと

アゲアゲWORD、は、ひ、ふ、へ、ほ

は、ハッピーだ

ひ、ひっぱりだこだ

ふ、ふわふわと

へ、平気だよ

ほ、ほんわかと

アゲアゲWORD、ま、み、む、め、も

ま、前向きに

み、みんなでね

む、むかっていこう

め、目指そうよ

も、モテモテだ

アゲアゲWORD、や、ゆ、よ

や、やってやろう

ゆ、許します

よ、良かったね

アゲアゲWORD、ら、り、る、れ、ろ

ら、楽ちんだ

り、凛として

る、るんるん

れ、礼をつくそう

ろ、ロマンチックね

アゲアゲWORD、わ、を、ん

わ、笑ってね

を、アゲアゲWORDを

ん、どんどん言おう!

母の幸せ

田舎の母とのいつもの電話。

今日は、街までバスに乗って病院を2つ行ってきたとのこと。

一つは、内科系の個人のクリニック。もう一つは、総合病院の眼科。

個人病院の北川先生は、亡くなった父の行きつけの病院だった。父の付き添いで北川先生のところに伺ってから、お世話になっているらしい。

母は、かなり晩年まで慢性的な成人病とは無縁で、80歳近くまで薬も飲まず、北川先生に驚かれたそうだ。

さすがの母も、ここ数年は何種類かの薬を処方されて、毎月バスに乗って、病院に通っている。

そんな中、前回伺った時、診察を終えた後、北川先生が母の手を両手で握りながら、

「〇〇さん、元気でね。体大事にして、長生きしてよ」

と、まるで今生の別れのように言ってくれたらしい。

噂によると、北川先生自身も体を壊し、しばらく入院していたとか。

母は、もしかして先生、長くないのではないかと心配していた。

そして、また、北川先生の所に行った。先生はお元気で、そしてまた、診察を終えた後に、

「〇〇さん、元気でね。身体大事にして長生きしてよ」 

と、両手で母の手を取って言ってくれたとのこと。

ありがたいなぁ。肉親でも家族でもない母にこんな優しい言葉をかけて下さる先生に感謝!

 

病院での診察を終えてバスに乗って帰路に着く。

乗客はたいてい母が一人。自然と運転手さんとも仲良くなり、いろいろ話し相手になってくれるらしい。

実家の前が終点で、乗客がいてもいなくても1日に何度か往復するバス。道路沿いの畑で毎日精を出す母を、いつも見ているのだろう。

「〇〇さん、あんまり働きすぎたらだめだよ。街に出た後ぐらいゆっくり休んでいてよ」 

と、声をかけて下さるそうだ。母に限らず、行きに乗った方が帰りに乗らないと心配で仕方ないという運転手さん。たまに乗っていた方が乗らなくなったら、どうしているのかと心配している運転手さん。

ありがたいなぁ。嬉しいなあ。

便利とは真逆の山里の中で生活している母。

幸せだね。感謝します。

 

ゲーム三昧の息子を信じること

どこまで、我慢したら良いの?

期末テストまで、あと3日だというのに、全く勉強するそぶりなし。

本当は、今日はアプリ開発塾の日なのに、テスト勉強しなければいけないからと、お休みにしてもらったらしい。

で、やっていることは、ゲームだ。

 

口を出さない、出さない、我慢、我慢。

息子を信じる、信じる、信じる…

彼のゲームは、いわばクラブ活動。野球部の子が甲子園を目指して、自主練しているのと同じ。

どうせ「勉強しろ」と言ったって、「はい、そうします」なんてなるわけない。

わかっているのに、イライラしてしまう。

まだまだだなぁ、私。

結局、彼を信じていない。

もはや自分との戦い。

WBC映画でおひとり様映画鑑賞デビュー

60歳にして初めて、映画を一人で見に行った。

今までは、誰かに連れて行ってもらうか連れて行くかだったが、最初から最後まで、私一人。

記念すべきおひとり様映画は、WBCの感動を再び「憧れを超えた侍たち」。

6月末までということなので、これを見逃したら後悔しそうと思い、一念発起で見に行った。

以前、母を映画に連れて行った時に何と私もシルバー料金で見ることが出来ると知り(60歳以上)、嬉しさ半分、戸惑い半分だったが、1200円で見れるなんて安いものだ。そこで、予約しようとするとなんとこの映画は特別料金ということで大人は一律2200円だった。シルバー割引なし。

「あらっ?」

一瞬、ためらったが、ここでケチってはいけない。貴重なドキュメンタリー映像なんだから、当然だ。

 

平日のお昼前の映画館は、思いの他、混んでいた。こんな時間に来れるんだから、おじさんおばさんか大学生らしき若者だ。シルバー世代の夫婦もけっこういた。私も主人を誘おうと思ったが、

「しばらくしたらテレビでやるよ」

と言われそうなので、一人で行くことにした。

 

午前11時50分から午後2時までの130分。入り口に近い端っこの席は、クーラーの吹き出し口に近いのか、やたらと寒く薄い上着を羽織ってきて良かったとつくづく思った。

ゆったりとしたシートには身を沈めず、前のめりになって見た。

テレビで見た場面もあったが、ベンチでのやり取りや移動中のバスの中での会話。ピッチャーとキャッチーとの会話。

表側からはわからなかった、選手や監督、コーチとのやり取り。あらためて、日本を背負って戦った侍たちの重圧と興奮をひしひしと感じた。結果は分かっているのに何度も思わず目頭が熱くなった。

メキシコ戦で打たれ、ベンチの裏でしゃがみこんでいる佐々木さんの様子を執拗に映し出した。

(失意のどん底にある彼を、撮らないであげてよ。)

と、思いつつもそんな彼の姿をしっかり見ている自分が居る。胸が押し潰されそうになる。思わずお母さん目線。

結果として、日本は劇的な逆転勝利を果たしたんだけど、このカメラを回していた時点では、まだどうなるかもわからない。そんな状況でも、ある意味非情に撮り続けるカメラマンもすごいと思った。プロやなぁ。

WBC開催中には、テレビやネットでいろんな情報が飛び交っていた。それらの情報の答え合わせをするように見ていた。吉田さんが、優勝決まってベンチから飛び出す時に見事にこけていた様子も再確認できたし。

 

映画の中で、栗山監督がよく口にしていた言葉。

「ありがとう」

選手に、スタッフに、周りの方々に自然とおっしゃっていた様子が印象深かった。相手の気持ちに寄り添いながら、一つ一つ決断を下す。監督の選手に対するリスペクトに、選手がしっかりと応えている。

 

優勝の瞬間、大谷さんが被っていた帽子を投げた。それを見て、どっかのワイドショーで、

「あれは、大谷翔平だから許される」

と言っていたっけ。

人格者の大谷さんらしからぬ行為で、びっくりしたけど、そんなことをちょっとでも思った自分が、恥ずかしかった。

映画の最後の最後で、彼のつぶやきを聞いて、思わず笑みがこぼれた。

 

やっぱり大谷最高!侍JAPAN最高!

 

爽やかで晴れやかな気持ちで、初めてのおひとり様映画鑑賞を終えた。

主人からのうざいアピール

何かのついでのように主人が言った。

「お風呂場の排水口が詰まっていてお湯が流れていかんかったから、掃除しておいたよ」

私もお風呂に入っている時に、お湯が流れていかない状況になり、急遽、排水口の掃除をするはめになったことは、何度もあった。その度に、普段からこまめに掃除しないといけないなぁと反省するものの、普段のお風呂掃除ではついつい後回しにしてしまっている。

詰まるギリギリのところで、掃除したら良いと思っているさぼりの確信犯だ。

排水口の詰まりの原因は、おもに長い髪の毛。もちろん、私のものだ。だから、私が掃除するのが当たり前だし、他の人にやってもらったら申し訳ないと思っている。

だけど、主人のいかにもやってあげたという言い方と、

「全部長い髪の毛。あーいうの放置すると排水管とかもだんだん詰まっていくんだよな」

と言われた時に一瞬キレそうになった。いや、以前の私ならキレていた。最近、修行を積んでいるから、ちょっと気色ばんで

「それはすみませんでした。以後気をつけます」

と、言うに留めた。私も成長したなぁ。

 

たま〜に掃除したぐらいで、何が放置してたら〜とか言うなよな!

あなたの知らないところで掃除しています!放置してないわ!!いちいち排水口の掃除したよなんて報告しないだけ。

詰まりの原因、私の髪の毛だけじゃないやろ!他にもいろいろあるわ!

大体何で、排水口の掃除は私がやること前提なんや?

黙って掃除してたら、感謝すんねん!

いちいちアピールするな!

 

私の心の声、聞こえているかな?

 

 

 

颯爽と歩こう!

久しぶりの外出で駅に向かって歩いていた。すると、30〜50m先におじいちゃんが歩いていた。リュックを背負って、少し猫背でガニ股だ。よく見かけるおじさん、いや、おじいちゃんに近いスタイル。

追い越そうと少しずつ間を詰めて行くと、何だか見覚えのあるリュック、、、

『もしかして、パパ?』

追い越しながら振り返るとやはり主人だった。

お互いに驚いた。

主人は突然現れた私に驚き、私は、急に年老いたように見えた主人に狼狽した。

週2でテニスにも行き、行動的な主人に今まで「老い」を感じたことは無かった。まだまだ現役のように思っていた主人だが、考えてみればこの9月で70歳。ひと昔前ならもう、立派なおじいちゃんだ。

 

つい最近、スーパーで買い物をしている私を見て、主人が言ったっけ。

「ママ、背中が曲がっていてまるでおばあちゃんみたいやった。もっと颯爽と歩けないか。」と。

最近、腰が痛くて確かに前屈みで歩いていたとは思うが、ショックだった。

私の場合、背が高いから余計に姿勢の悪さが目立ってしまう。

それからは、できるだけ腰を伸ばし、颯爽と歩こうと意識している。

だから、今日も颯爽と前を歩いているおじいちゃんを追い抜こうと、頑張って歩いたのだ。

主人を追い抜かしながら言った。

「パパ、おじいちゃんみたいやで。もっと颯爽と歩きよー」

 

お互いに歳を取って、気づけば60歳と69歳。自分が歳をとるのも嫌だけど、旦那と嫁もまだまだ若くいて欲しい。お互いの「老い」は、まだまだ認めたくはない。

私達の思いは、どうやら同じだ。