主人からのうざいアピール

何かのついでのように主人が言った。

「お風呂場の排水口が詰まっていてお湯が流れていかんかったから、掃除しておいたよ」

私もお風呂に入っている時に、お湯が流れていかない状況になり、急遽、排水口の掃除をするはめになったことは、何度もあった。その度に、普段からこまめに掃除しないといけないなぁと反省するものの、普段のお風呂掃除ではついつい後回しにしてしまっている。

詰まるギリギリのところで、掃除したら良いと思っているさぼりの確信犯だ。

排水口の詰まりの原因は、おもに長い髪の毛。もちろん、私のものだ。だから、私が掃除するのが当たり前だし、他の人にやってもらったら申し訳ないと思っている。

だけど、主人のいかにもやってあげたという言い方と、

「全部長い髪の毛。あーいうの放置すると排水管とかもだんだん詰まっていくんだよな」

と言われた時に一瞬キレそうになった。いや、以前の私ならキレていた。最近、修行を積んでいるから、ちょっと気色ばんで

「それはすみませんでした。以後気をつけます」

と、言うに留めた。私も成長したなぁ。

 

たま〜に掃除したぐらいで、何が放置してたら〜とか言うなよな!

あなたの知らないところで掃除しています!放置してないわ!!いちいち排水口の掃除したよなんて報告しないだけ。

詰まりの原因、私の髪の毛だけじゃないやろ!他にもいろいろあるわ!

大体何で、排水口の掃除は私がやること前提なんや?

黙って掃除してたら、感謝すんねん!

いちいちアピールするな!

 

私の心の声、聞こえているかな?