断捨離、クローゼットに挑戦

久しぶりに断捨離の続きをした。

オーディオブックで断捨離に関する本を聞いていたら、なんとなくやる気が出てきた。

 

やるべき場所はたくさんあるけど、今回は、開けたら雪崩が起きる寝室のクローゼットの中を整理することにした。

とにかく、何でもかんでも突っ込み、最近では簡単に開けることも出来ない状態だ。

 

クローゼットの下段には、カバン類が無造作に突っ込まれ、何故か2〜3枚の服やシーツも押し込まれていた。何が入っているのか記憶のない小さめの衣類ケースが3つ。中には、タオルや枕カバーが入っていた。昔、よく配られていた「〇〇銀行」の文字が書かれた未開封のタオルが20本もあった。数年前、実家からもらってきたものだ。結局、実家の押し入れから我が家のクローゼットに場所を移して相変わらずしまわれたままのタオルたち。防虫剤の使いかけが4箱。衣替えのたびに買ってたのね。ベープ香取マットの本体が5つ。ここ数年、使っていなかった。

上段には、夏もの、冬服もののスカート、パンツ、上着、私のもの、息子のスーツなどが重なり合うようにぶら下がっている。

全部出してみて恐ろしくなった。うずたかく積み上げられた服の数々。とんでもないものを開けてしまったと後悔した。でも、ほとんどは自分の服なので、意を決して断捨離をすることに。今さら、元には戻せない。

10年ぐらい前にはいていたスカート。見ただけで入らないことがわかる。まだ、そんなに傷んでいないが、万が一痩せたとしても還暦の私には、もう似合わない。ほとんどがそんなものばかり。極めつけは、長男を身籠もっていた時に買った可愛らしいブラウス。着れないことも無いけど、鏡に映ったその姿は、イタイおばさんだ。いつの間にか白髪とぽっこりお腹が目立つおばさんになってたんだ…私。

亡くなった義父や父のカーディガンなど、捨てるのが忍びないという義母や母から貰い受けた服の数々。カーディガンなら私でも着れると1〜2回袖を通したが、やはりそれっきりで、何となく捨てることが出来ず、クローゼットに入れたまま。

パンツ類は、1本ずつはけるかどうか確認しながら選別していった。数年前までは、大き過ぎてはかなかったものが、今では、キチキチだ。キチキチのものは、とりあえず置いておく。少しだけダイエットしたらなんとかなりそうな気がするから。

思い出でもらった服、昔の痩せていた頃の自分への執着や未練で残していた服は、手放すことにした。もちろん毛玉だらけのカーディガンも。

結局、45 Lのごみ袋2つ分の洋服を廃棄することにした。 

おそらく着ないだろうけど、もったいなくて今はまだ捨てられないものは残した。本当に着る洋服だけにしたら、クローゼットの中は、ほんの2、3枚の洋服になってしまう。

洋服と共にスペースを取っていたのがハンガーだ。それこそ20年以上前から使っているものなど10本以上、処分した。

すると、上段の服を1枚1枚動かして選べるほどのスペースが出来た。下段もそれなりに片付いた。

 

クローゼットの扉を閉めると、何の変化も無い。いつものごちゃごちゃした寝室だ。でも、扉を開けると中は、スッキリと片付いている。嬉しくて、何度も開けたり閉めたりした。

やっぱり、スッキリすると嬉しいなぁ。