片付けの先には

3連休の最終日の午後、ポッカリ自由時間。30分ほどの昼寝から目覚め、

「さて何をしようか?」

気になりながらも、先延ばしにしていた片付けをすることにした。そこらじゅうが、片付けの対象だけど、とりあえず食品庫にしているボックスの3段だけ、中身を整理することにした。

以前整理したのがいつだったのか思い出せ無いぐらい、久しぶりの本格な整理整頓。

順番に中身を出していく。一番上の棚には、お菓子類。一番使用頻度が高いが、いついただいたかわからないお菓子が、奥からたくさん出てきた。そのほとんどが、実家から送られてきたのど飴。

私も含めて家族は誰も飴は、食べない。そのため、一応棚に仕舞われても、そのまま忘れさられた飴の数々。賞味期限がとっくに切れたものばかりだ。もったいないと思いながらも、このまま置いていても誰も食べないし、今さら誰かにあげるわけにもいかないので、処分することにした。

ニ段めの棚には、乾物やレトルト食品。

まだ封も切られず、賞味期限が1年以上切れた煮干しや鰹節。そして数々のレトルト食品。これらもら思いきって処分することに。

三段めの棚には、ドレッシングやソース、マヨネーズ、缶詰などの買い置き。ポン酢と小麦粉が先月で賞味期限が切れているが、これらは置いておくことにした。流石に1年前に賞味期限が切れたケチャップは、捨てた。

三段の棚から処分した食品。なんとゴミ袋1袋分になった。

数ヶ月(ほぼ1年)に一度の冷蔵庫や食品庫の片付けのたびに出る、大量の賞味期限切れの食品の数々。それを見るたびに、我ながら情け無くなる。私一人で「食品ロス」、どんだけ〜やってんだあ。いただいた方々やわざわざ送ってくれた母に申し訳ない。自分の馬鹿さ加減に自己嫌悪になってしまう。

こんなたくさんの食品の無駄、主人はもちろん息子にも見せれない。そっとゴミの日まで台所の隅に置いておこう。ゴミ袋のひとつや二つあっても、ぜんぜん違和感の無い台所もどうかと思うけど。

きれいに片付いた棚を見て、一応誓った。

『今度こそ、賞味期限に注意して、食べ物を無駄にしません』と。